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★★★第15回公演★★★

『』


【公演日時】2017年12月15日(金)~17(日)
  15日(金) 16日(土) 17日(日)
14:00
19:30

【チケット】前売券 (一般):3500円/(高校生以下):2000円
[チケット予約受付中]

【会場】新生館スタジオ
【アクセス】東武東上線「中板橋」駅 徒歩4分

【お問い合わせ】jackpot2010@live.jp
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マイブームはグラタン(´∀`も)

堀越(以後・堀)その日、私はあるホテルに一室に呼び出された…
あれから二年半…彼からの連絡があったからだ…。
私はホテルに到着し、部屋の番号を聞くと緊張のあまり携帯に保存していた愛娘、愛実の写メを見て心を落ち着かせようとした…。

コンコン…

返事はない…でも確かに彼は私をこの部屋に呼び出したのだ…時間も間違えはない…

コンコン…

本村(以後・本)「はい…どうぞ…」

覇気のない声だ…本当にこの部屋に彼はいるのか…

私はドアをゆっくりと開け…中を覗き込んだ…

本「堀越さん…急に呼び出してすみません…。」

堀「本村さん…。」

本「どうぞ…座ってください…今お茶でも入れますね…。」

堀「いや!本村さん!座っててください!その体じゃ…」

本「はは…すみません…。」

堀「いえ…本村さん…いろいろ聞きたい事があります…でも単刀直入に聞きます…【何があったんですか?】」

本「…すみません、堀越さんには言っておこうかと思ったんです…でもその…甘えてしまいそうな自分がいて…そんな甘えを断ち切りたかったんです…。僕は…」

堀「待って!…テープ…回していいですか…?」

本「…どうぞ…。」

私はカバンから使い慣れたテープレコーダーを取り出すと、録音のボタンを押し、静かに机の上に置いた…なるべく音がしないように…本村さんの緊張を…邪魔しないように…。

堀「本村さん…お聞きします…いったい何があったんですか…?」

本「堀越さん…堀越さんはこの5年…僕を見続けてくださいました…。時には立場を超えて友人のように付き合ってくれました。一緒に酒を飲み、この業界を変えるんだって語りながら…そんな堀越さんに何も言わず…二年半も連絡しないですみません…。まず…どうしても謝りたかったです。すみませんでした…。」

堀「本村さんそんな事はいいんだ…ただ…この二年半何があったんです…。そして今の貴方は以前の貴方とまるで違う…どうしてこうなったんです…?」

本「もう一度…いや、前以上に僕は変わりたかった…本物になりたかったんです…。」

堀「本物の…【腰痛】にですか…?」

本「はい…。」

堀「ばかな…少なくとも二年前のあなたは、この業界でもトップを狙えるだけの才能と努力をしてきた!そのまま行けば…貴方はこの業界でも有数の【腰痛】になれ…」

本「でも本物じゃぁないぃ!!!!」

堀「…本村さん…。」

本「ぁ……すみません…堀越さん…こんな…そんなつもりじゃないんです…すみません…。」

堀「いや…いいんです…私も安易に…こんな質問をしてしまって…。」

本「すみません…。」

堀「それで…あえて聞かせてくださいませんか…【本物】とはいったいなんなんですか…?」

本「僕は…考えていたんです…僕は本当に【腰痛】なのか…このまま、この業界で続けていっていいのか…もっと…もっともっと深い【腰痛】があるんじゃないのか!?それが山なら、僕はまだ登山口に立っているだけなんじゃないかって!」

堀「それで…本村さんは…もっと上の高みを目指して…二年半もこの業界を去ったんですか…?」

本「はい…それで文字通り山篭りとして、このホテルで過ごしてきました…。…でもね、堀越さん…聞いてくださいよ?山篭りを始める前にね?僕は神様に尋ねたんです!僕は【腰痛】としてやっていけるのかって!そしたらね?こんな事があったんです…。」

堀「(ゴクッ…)」

本「やっぱり迷っていたのかなぁ…この業界で生きていく自信を失くしたんです…一時期ね。その時に薬局に行きました…。そこで見つけたんです…【バンテリン腰用サポーター】僕は思わずをそれを手に取りレジに走りました!これを買えば、もうこの業界にいる苦悩や悲しみを背負わないですむ!きっと僕の中で迷いがあったんでしょうね…この業界で生きていく事に…。でもそれも解放される!これを買えば!」

堀「それで…買ったんですか…?」

本「ええ…買いました。不思議でした…その瞬間、なんだかすっきりしたんです…。もう【腰痛】として生きていかなくても良いって思って…僕の心は躍ったんです!!あれほど…この業界を変えると言ってた僕が…。」

堀「…本村さん…貴方は悪くないよ…普通の人には分からない過酷な世界だ…貴方のプレッシャーも相当なも…」

本「でもね堀越さん!!…そんな僕を神様は見捨てたんですよ!僕は!!!…そう簡単には普通の本村には戻れないって…その時教えられたんです…。」

堀「何が…何があったんです…?」

本「【バンテリン腰用サポーター女性用】を買っていたんです…。」

堀「そんな…な…なんてことだぁ…。」

本「その時分かったんです…ぼくは【腰痛】として生きていくしかないって…。はは…バカですよね…僕が…そう簡単に普通の生活に戻れるわけなかったんだ…。そして…山篭りする事に決めたんです。」

堀「…それで…このホテルで何をしていたんです…何をすればこんな…」

本「まず!!僕は今までの生活を見直しました…より【腰痛】の高みに行くために…今まで以上のことを自分に課さないといけないと!」

堀「今まで以上…(信じられない…)いったい何をしてきたんです!?」

本「より腰に負担をかけるために…長時間椅子に座っていました。それは長い時間…毎日。」

堀「毎日だって…そんな事をしたら、立ち上がる事さえ…」

本「さらに!ほぼ毎日…ベッドの上でしていたんです…。」

堀「なにを…何をしていたんですか…?」

本「横になりながら…3DSです…。」

堀「本村さん…あんた…バカだよ…。」

本「…今の僕は…以前の僕とは違います…。ほら!堀越さん見てください!ほらぁ!!」

堀「本村さん!やめてください!あなたの体はもう!」

本「これで僕は本物の【腰痛】になれたんです!僕はもう決めました…堀越さん…僕はこれから…【腰痛の父】を見てきます…。」

堀「…本村さん…まさかあなた…アメリカへ…?」

本「ええ…挑戦してきます…アメリカへ!!」

堀「…本村さん…あんたって人は…」



1/21 都内某所
この日、二年半ぶりに【腰痛・本村】さんからの連絡があった…。以前はプライベートまで親交を深め、私の愛娘である愛実にまで惜しみない愛情を注いでくれた【腰痛・本村】
突然姿を消してから二年半…私は突如いなくなった彼に半分怒りのようなものを感じていた。あんなに期待させておいて、突然いなくなるなんて…1人の応援している者として、愚痴の一つくらいは言ってやろうと…この日私はホテルに乗り込んだのだ。

でもそこにいた彼は…もう以前の彼とは違っていた…以前のやさしさを宿した目を奥底に隠し…まるで森林に潜み、獲物を狙うような…そう、【トラ】のような野獣の目に変わっていたのだ…。

もう私の知る【腰痛・本村】ではない…彼はもう…。
しかし別れ際、彼が僕に向けた笑顔は…以前のそれと…イヤ以前より慈愛に満ちた目をしていた…。彼は何も変わっていないのかしれない…そのやさしさを胸に秘め、彼は野獣へと進化したのだ…。

【腰痛】という名の野獣に…。

帰りのエレベーターの中で、私はもう一度、愛娘の愛実の写メを見た…もう小学生になった愛実…今でも時折、本村さんの事を話している愛実…。
帰ったらなんて言おう…。「彼は遠いところに行った…」いや、そんな言葉じゃ足りない…でも分かってくれるはずだ。愛実もまた…【腰痛・本村】に魅了されてしまった一人なのだから…。

そう…私のように…。


彼は最後に、私にこう言った。

『次はまっつんよろしくね、今書いてるからね、頑張って書いてるからね、ほんとだよ?モンハンとかやってないよ?近々!近々ね…壁|ω;`)』


2014年1月21日
記者 堀越信一郎
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